石田亮(村の警護者)手記1
畑に仕掛けて有るトラップを見回っている。
12歳より村の警護をする為、防衛武術を学んできた。
防衛武術は襲ってくる敵を制圧するのが目的だ。
襲ってくる敵が武装していた場合、村を守り自信を守る為に敵を殺害。
見せしめのために、首を狩り晒す事もある。
晒すことにより敵が恐れ、むやみに村に侵入する事が無くなり双方被害が少なくなる。
晒す事は野蛮だが、双方被害が少ないのが一番良いと教えられた。
村の防衛を任され、4年になる。
その間、村を襲撃しに来たのは8回だろうか。
8回の内、トラップで撃退し襲撃者が敗走したのが6回
8回の内、武装集団に襲撃され撃退したのが2回
こんな事が、いつまで続くのだろうか?